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院長ブログ

2022.11.26

執筆論文解説6 痔核新治療

PPHRという脱出性痔疾患に対する器械縫合機を用いた画期的な手術の治療成績を後方視的に調べた2004年の投稿原著論文です。術式のコンセプトは痔動静脈叢には手を加えずその頭側の粘膜を環状に切除して縫合する(吊り上げ縫合)という、これまで誰も考えもつかなかった方法です。当時(平成12年頃)、学会では毎回テーマに取り上げられるくらい一世を風靡しました。所属専門施設でも早くから取り組み、先輩から成績をまとめるように助言を頂いてからデータ収集に努めました。

対象は100例です。症状の推移、直腸肛門機能検査(内圧、直腸感覚)、術後合併症を調査項目とし郵送アンケートも併用し検討しました。症状は有意に改善し満足度、推薦度は高いという結果でしたが長期観察が必要という結論です。後に本手術の高齢者と非高齢者の比較検討を調査し国際学会で発表させて頂きました。ただ、残念なことにその後簡便に行うことができる硬化剤ジオンRがとって代わるようになり最近では行われることは少なくなりました。ただ、この論文執筆で直腸肛門機能検査のいろはを勉強できました。

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