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よくあるご質問

よくあるご質問

肛門の「診察」はどうやってするのですか?

  1. 診察の前には問診表に記入、回答していただきます。問診で約7割診断がつくと言っても過言ではありません。
  2. ついで診察室(個室)で医師が問診表の回答内容をもとに問診の確認をします。
  3. その後看護師の付き添いのもと、診察となります。
    膝まで下着をずらしていただき、当院では左側が下の横向きで診察台に寝ていただき膝を抱えていただくといった体位で診察いたします。
    婦人科のような体位は不要です(バスタオルも準備しております。写真参照)。
  4. そして触診と肛門鏡を用いた視診で診察いたします<約3分>。
  5. 診察が終われば説明となります。

日帰り肛門手術について

痔核ゴム輪結紮術、痔核硬化療法、外痔核切除、肛門周囲膿瘍切開など、症例によっては日帰りで手術が可能です。
ただし当院まで1時間の通院時間の方に限定しております。ご遠方の方は緊急時のことを考慮してお近くの医療施設での日帰り手術をお勧めしております。

肛門手術の入院期間について

一部では日帰り手術も可能です。通常は「7日間」程度の入院が必要です。
肛門は通常は力が常にかかっている臓器です。
この部分の手術は肛門のしまりを緩めないと確実な手術はできません。
肛門の筋肉を確実に緩めることのできる一番の麻酔は腰椎麻酔(腰から針で麻酔剤を注入する、いわゆる下半身麻酔)です。
これにより十分な麻酔がかかり筋肉が緩み、根治手術がしやすくなります。腰椎麻酔には一時的な後症状があります。

頭痛
5-10%に起こると言われています。
万が一発生した場合には点滴、安静にしていただければ3日ほどで治ります。
発生の多くは手術日の次の日に出現します。
尿閉
ほとんどの方は手術日の夕方にはご自分でトイレに行くことが可能になるのですが中には麻酔効果が長く残る方がおられます。
そういった方は導尿が必要となります。
また術後は以下のことに注意しなければなりません。
排便コントロール
当院では術後の排便には特に気を使っています。
便秘も下痢も傷にはよくありません。
出血や肛門狭窄の原因になったりします。
出血
術後約2週間続きます。
紙に付く程度なら心配ありません。
しかし便器が真っ赤に染まるような出血の時には再度麻酔をして止血処置が必要なこともあります。
痛み
痛みのコントロールは内服薬が基本ですが中には痛みに弱い方もおられます。
そういった方には鎮痛剤の注射を行います。
しかし、退院するころには痛みもかなり楽になっている筈です。手術当日、術後の痛みは全身麻酔よりも腰椎麻酔の方がラクですよ!
以上のようなことを観察するために約7日間の入院が必要です。もちろん全てをクリヤーできれば7日待たずに退院可能です。

肛門手術の入院と退院後の流れ

肛門手術後の痛みについて

「昔は1週間七転八倒した。」などと聞きますが今ではそのようなことはめったにありません。
全身麻酔でのご希望も応じることができますが全身麻酔で手術を行っているときには何も覚えていませんが麻酔の覚めが早く、その分手術後の痛みも早くにやって来ます。
当院では鎮痛とその方法にこだわっております。

肛門手術の入院費用は?

3割負担、1週間の入院で7~9万円の支払額です(食事代込み)。
個室ご希望の場合には部屋代が別途必要です。

ジオン®による 痔核硬化療法について

ジオン®による痔核硬化療法も可能です。場合によっては、日帰りでも行うことができます。
当院では講習を受けた病院長が責任を持って行います。

デフェコグラフィとは?

排便障害(便秘)の方が対象です。
バリウムと小麦粉を混ぜて作った擬似便を肛門から注入し透視室で排便の動態を観察、異常を診断する検査です。
欧米では珍しくない検査です。

痛くない内視鏡検査について

当院では上部消化管(食道、胃、十二指腸)、下部消化管(大腸、盲腸)について、内視鏡検査を施行しています。
ご希望に応じて、鎮痛剤、鎮静剤を使って楽に検査を受けていただくことが可能です。
上部消化管は絶食のみですが、下部消化管は大腸を空っぽにするため、当日に下剤を飲んでいただきます。
上下部同日に受けていただくことも可能です。

おしりから血が出る?便に血が混じる?

排便時血が出たり、便に血が混じるのは何も肛門だけが原因ではありません。大腸(直腸)が原因のことも珍しくありません。痔と直腸がんの両方があることもあります。実際直腸がんの方は「痔だと思っていた。」とよく言われます。大腸がんは70%が肛門から約30cmまでの範囲に発生します。ご心配の方は一度ご相談下さい。

おしりの手術と大腸の検査は1回の入院で可能です。職場の検診で「便潜血」陽性の場合の精密検査も承っております。

大腸手術後の排便障害って?

大腸は言うなれば1本の管です。癌をはじめとして切除してつなぐことができれば日常生活にはあまり支障がないとわれわれ外科医に信じられて来ました。

しかし意外にも患者様は多くの不満(回数は多いが1回量が少ない、残便感がある、便意があってトイレに行くが出ない、排便後1時間以内に再度行きたくなるなど)を抱えておられることが判ってまいりました。
しかし、患者様は(再発しないことを根本に祈っているため)主治医に遠慮して症状を訴えませんし、主治医もそこまでのケアができないのが現状です。特に直腸がんの術後には顕著です。

当院ではそういった患者様にも対応しておりますので、一度ご相談ください。

「おしり」ではない病気は診てくれるの?

はい、もちろんです。

これまでどおり内科疾患、整形外科疾患の受診も承っております。
整形外科は当院の「柱」のひとつですので、患者様も非常に多くお見えになっておられます。
また一般基本健診なども行っております。数社の会社から基本健診の指定も受けております。

レーザーメスについて

肛門手術で出血が少なくて済むという理由からレーザーメスを使われている医療施設がありますが当院では使っておりません。
使わなくても安全に手術ができるというトレーニングを受けているからです。
真の専門医であればレーザーメスを使わなくても安全に手術が出来るはずです。