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院長ブログ

2022.10.30

執筆論文解説2 慢性便秘症の原因:不顕性直腸脱(直腸重積)

 この投稿論文は投薬だけで経過を数年診ていた患者さんに排便造影検査(defecography)を行って不顕性直腸脱(直腸重積)と診断が付いた2001年のケースレポートです。通常のdefecographyはスポットで数枚撮影するのですが全排便行為録画すること(dynamicに記録)により診断率が高くなると言われています。検査後別のスタッフが画像を見ることができる利点があります。治療は腹腔鏡下に手術を行いました。当時、私は排便造影検査など知る筈もなく研修中に面食らった一つですが所属施設では当たり前のように行われていました。令和の今では診療ガイドラインで認知されていますが当時、所属施設以外で直腸・肛門が原因の便秘の疾患群を国内で唱えている施設は少なく、新しい発見と本領域の奥深さを感じました。実は海外の論文を調べますと欧米では直腸重積については既にいくつかの論文が発表されていて世界との格差を痛感しました。機能的な直腸肛門疾患に興味を持ち始めたのもこの頃です。

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