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院長ブログ

2022.10.23

執筆論文解説1 ホワイトヘッド手術後障害

今回から昔に私が執筆させていただいた論文や著書について解説していきたいと思います。

 この投稿論文は1999年から九州の大腸肛門病専門施設へ国内留学していた施設でデータを集計し、学会発表をした後2001年に初めて論文にしたものでとても思い入れがあります。ホワイトヘッド手術とはイギリスのホワイトヘッド先生が1882年に発表した手術で当時一世を風靡した術式です。本邦では昭和60年頃まで行われていました。そのテクニックは繁雑で術者によって術後成績が左右されると言っても過言ではありません。痔動静脈叢を360°で切除するため再発は極端に少ないのですが様々な後障害が出ることが分かって来ました。その後、後障害の少ないミリガンモルガン手術(現在のスタンダードです)がとって代わり、行われることはなくなりました。責任病変でない部分までも切除することでパッキング機能がなくなることが一番の問題だと思います。令和の時代になっても時に本手術後の方が後障害でお見えになります。ホワイトヘッド手術歴のある肛門を「ホワイトヘッド肛門」と呼んでいました。

 対象は16例で病悩期間は10年以上です。主な症状は出血、脱出、痛み、分泌物付着、便失禁です。再手術(リフォーム手術)を行い症状は劇的に改善していました。ただし残念ですが便失禁症状は改善しませんでした。

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