内科・外科・整形外科・大腸肛門科・炎症性腸疾患(IBD)・便秘・内視鏡検査なら大阪寝屋川の道仁病院|執筆論文解説4 慢性便秘症の原因:直腸瘤|院長ブログ

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病院長ブログ

2022.11.12

執筆論文解説4 慢性便秘症の原因:直腸瘤

 

 本投稿論文は慢性便秘症の便排出障害の一疾患である直腸瘤(直腸腟壁弛緩)に対する外科的治療(経腟的)成績を調べたものです。直腸瘤(当院ホームページ内の別ページ参照下さい)は当時お世話になっていた所属専門施設で初めて目にする疾患でした。便秘の原因であるという認識が低く外科で治療対象にしている施設は少なかったです。排便造影検査(デフェコグラフィー)が必須であることも一因です。「大きさによって外科治療の成績に差がないのか?」という疑問が湧きました。

 対象は35例で全例女性です。直腸瘤の大きさ3 cmを境に3 cm以上と3 cm未満の二群に分けて後方視的に検討しました。手術は経腟的手術です。症状は3 cmより大きい方が改善しやすいという結果でした。後に国際学会でも発表させて頂きました。この頃、この分野をライフワークにしようと決意が固まりました。